なまえを「つけてくれ」と思ったり「つけてやる」と思ったり


ところでイタチは僕が勝手に「イタチ」と呼んでいるだけで、実はちゃんとした名前をもっている。この名前は奥さんが飼う前から決めていた名前で、実は不満なのである。なぜなら僕の意見がびたいち反映されていないから。僕としては「名前」だけでなくて「名字+名前」にしたかったのだけど、なぜか僕の提案した名前はちくいち奥さんに却下されてしまった。なぜなんだろう?ちなみに僕の提案した名前は、

  • 細 長男(ホソ・ナガオ):細長いから
  • 隙間 はいり(スキマ・ハイリ):隙間に入るから。「はいり」という名前は言うまでもなくインスパイアド・バイ・片桐はいり。これなら「かもめ食堂」好きの奥さんのハートもがっちり!
  • 姫 肇(ヒメ・ハジメ):意味は特にないが語感から。正月だしね。
  • みつまJAPAN(ミツマ・ジャパン):たしかそんな名前の芸人がいた気がする。
  • Mr.ボールド(ミスター・ボールド):たしかそんな名前の芸人がいた気がする。
  • アンラッキー後藤(アンラッキー・ゴトウ):たしかそんな名前の芸人がいた気がする。
  • 臭腺(シュウ・セン):「台湾の美人プロゴルファー」気分で。

などなど。ほかにも知恵振り絞って全部で2〜30個くらい考えたのに、それが全部却下とはひどすぎる。そんな奥さんなんて19歳なのに40過ぎのスナックのママみたいに見える加藤ミリヤみたいに、不自然なほど年齢不相応なヴィジュアルになったったらええと思った。